読書記:子どもの心の病を知る

久しぶりにゆっくり読書。
かぷかぷスタッフ仲間の社会福祉士さやちゃんおすすめ
【子どもの心の病を知る】
岡田尊司さんの著書。
風邪引いてるのに面白くて一気よみ。


かぷかぷでママたちの姿をみて感じる風景から連想するこころの状態がそこにあった。
病にまでならなくても、傾向として
成長の過程でそうだったんだろうなあと想像できる環境が現在の気質や性格に、医学的につながっているとよくわかる、分類を教えてくれる本だった。
親として、愛着形成の最も重要な乳児期から3歳〜4歳までに向き合う現在の大事さ、
そしてそこからの自己の確立にむけた伴走、そして親としてはどうしようもないこどもたちが将来向き合うであろう危機も感じるなあ。
でもそれを越えて大人になっていくんだよなあ。
先日スタッフミーティングで
かぷかぷならではって何?って話になったときに、
ひとつの特徴として、ケースワークの深さ、みたいな話が出てた。それはもう私の趣味の延長でもある。
でも、
そうか、それが私が本質的に興味があるところなんだよなあと。改めて認識。
親の 心理的なサポート分野は、
乳幼児期の子育て支援に必要とされながら
なかなか病気にまでならないと
専門家のサポートを受けられない分野である。
なぜなら、ポジティブな変化であると受け止められがちだから。子育てって。
でも、産後うつなど身体的な症状も含め
日々の子育て随所で
自分の幼少期の再来として、
向き合うべき課題を持ってる人たちはたくさんいる。
結果として
うさんくさいネットワークビジネスやら、
あやしい心理療法的なのにハマる友人もみている。
科学的、医学的根拠に基づいたサポートを、
ふつうに受けられるようになったら、
もっとみんな楽になるのに。
何より、しあわせな親の背中をみて
育ったこどもたちが、
安定した愛情基盤を得ることができて
その後、しあわせな大人になって
さらにそのこたちがより良い社会をつくり
その子孫を育んでいくのにな。

学びたいな。
国家資格について調べたら
普通に通信制大学に編入で2年、
大学院も通信制があって2年履修すれば、
公認心理師という
今年できた心理職の国家試験を受けられるとのこと。
今年の合格率は78%(初年度なので経験者の受験率高く合格率は高いみたい)
4年間、働きながら学んで
ちゃんと修士とってみるのもありかな〜。
噂によるとワーキングプアが多いのが
現行の臨床心理士の世界だそうだけど、
逆に非常勤が多い世界のほうが、
あんまり専業になりたくないフラフラしてたいわたしとしては
仕事の一部として組み立てやすくていいかも。
公認心理師は医療報酬の対象になるとのことで、社会的にはそちら側の仕事も増えていくかとしれない。
でもひとつだけ不安なのは
私はその専門に突っ込むことにより受けるであろうネガティブな海を泳いでいけるのか?私はポジティブが強いので、ネガティブと当たると消耗する。
勉強としてはものすごく楽しそう。
仕事としては
かぷかぷにくるようなママたちの相談約なら喜んでだし
保育園につく保育カウンセラーという仕事もある。
そういう自分のキャラクターからの社会的アプローチも
考えながらの学びになるかな。
まあでも、保育士としての
かぷかぷのように
なければ作ればいいんだもんね。
風邪を引くのもたまには悪くないなあ。

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