2014/11/16 岩殿山

8:30 大月駅集合。
ピーカンの良い天気。車道を歩いて登山口に向かう


9:00 岩殿山入口。上着を脱いで、お菓子で小腹を満たす。熊やイノシシに注意の看板をみて思い出し、熊鈴装着。全然ひといないねー、電車にはたくさん乗っていたのにね。みんな高尾山かな?穴場なのかねーなどと、とおしゃべり。しばらくぼやーっとしていると、おじさん集団がぞくぞくとやってきた。私たちはおやつ食べながら見送りをするひとみたいになる。
気を取り直して、準備体操、出発!
9:30 気がつくともう山頂。城の跡の観光地なので、階段だし、ゆるゆるで、何しろ駅から近い!眺めは抜群。なかなかお得やなあ。山とちゃう気がするけど。それにしても富士山が綺麗。紅葉も少しずつしてて、モザイクみたいできれいー。眺めて、しばし休憩。結構人はいる。少し戻って、稚児落とし方面へ。おじさんたちはまだのんびり休んでいた。はやいねー!と言われる←ここ重要




10:30 途中、鎖場が2箇所くらいあって、高度感を楽しむ。



道が細く、ひとがいれば混雑しそうな鎖場だけど、誰もいない、ガラガラで快適に登る。尾根沿いで眺めは抜群。岩っぽい。さすが岩殿山。その後、あまり展望がない、林間の天神山到着。おなかがすいてきた。あと20分で、今日いちばんの眺めでごはんの場所に着く。今日はお弁当だし、嬉しいなー、はやくごはん食べよ!と出発。
10:40 おしゃべりしながらてくてく…
!!
黒いなにかが20メートルくらい前方に!
く…熊だ!!!
からだは小さい?
って、分かるくらいの距離!!やばい!
向こうも気づいて逃げていく。谷の下へ行った?
しばし、固まる。
小さかったよね、親もくるかな、やばいよね。しばらく後ずさりつつ様子をみる。
誰も後ろからはこない。
熊もその後でてこない。
鈴をリンリンリンリン鳴らす、笛を吹く。存在を知らせる。
しばし耳を澄ませたり、音を鳴らしたりを繰り返して、
熊の気配が完全にないことを確認して、通過…


10分ほどで稚児落としに到着。ひとがいるー、ほっとひと安心。誰も熊に遭遇してないみたい。
もう断崖絶壁とか全然怖くない。くまさんが一番怖い!
と、いいながら、絶壁の上でお弁当食べる。しばらくして、ガヤガヤとおじさんたちがやってくる。このひとたちが先に行ってたらきっと熊も気づいただろうなあ…。いつもの山の波のおしゃべりわいがや、大事なんだよなあ。。




そして下る。
12:55大月駅着、藤野駅まで移動して東尾垂の湯に入り、直売所でぎんなんと菊菜とキウイを買って帰りましたとさ。
気がつけば12年間山登りしてるけど、初熊遭遇。今回はみうちゃんの都合が合わなければ単独予定だった。ひとりで会ってたと想像すると、怖…。

今日の教訓: 熊鈴はもっと大きな音がするのに買い替える。単独で熊の目撃情報がある静かな山には行かない。たとえ駅近、街近でも。

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