2014/11/13 横浜の森のようちえん こどもの広場 もみの木

秋に見学にうかがった、「こどもの広場 もみの木」さん。

ずいぶん昔から、「もみの木」さんとして、この舞岡公園で活動されているそう。
その前も先輩方が活動されていたとのこと。
この公園が自然豊かで残されているのも、
先人たちが公園作りから関わってきたからだそう。

谷戸の田んぼが残されている。
もみの木も、この一部でお米を作らせていただいているそう。
横浜とは思えない、いい雰囲気の場所。



そう知って、活動をみると
その経験に裏打ちされたように
こどもたちには馴染みの場所があり
先輩からの伝統の?遊び方があるよう。

■ 保育方針 ■
 ★あたたかく見守ること。
 ★ひとりひとりをきちんとみて、親も含めて、しっかり声かけをしていくこと
     ・・・かなと、感じました。

他の園とはちがう、ちょっとおばあちゃんの愛というような
ほっこりと感じがしました。
保育者さんが子育ての大先輩方という感じでした。

■ 保育の活動 ■

 ★朝の会
    公園の入り口で。今日どこに行きたいかをこどもらで決める。

 ★公園の中を歩き、箇所箇所で止まって遊びの展開
    枯葉のある東屋ひろば : 枯葉合戦
    草っぱら : 水を運んできて泥遊び、少しだけおやつ、電車ごっこなど。
            今はやっている遊びがある様子。こどもらがやりたいことをやっていて、
            保育者は見守っている感じ。遊具などもないので、自分らで何が面白いか
            考えてやっている感じがする。

    田んぼ  : おひるごはん (みんなお弁当) 
            水遊び (寒いのに!やりたい気持ちが勝るよう
                  ちゃんと着替えを背負ってきていました。)

    公園を歩きながら : 行き帰りでご近所の人に声をかけられること複数。
            大事なお守りの「木」さんや、あぶない「スズメバチゾーン」なども
            年長さんが教えてくれる。

    山 : 年長さんがお客さんを案内してくれる。結構何もない道を行くけれど、
        不安がることなく、山頂まで連れてってくれる。がまずみの実を教えて、食べさせてくれる。甘酸っぱくて美味しい。
    
■ 見学を振り返って ■

★どこよりも地域のみなさんとのつながりがあると感じられた。
  公園の環境から一緒に作ってきているんだもんな。
  だからこその田んぼがあり、子どもたちの居場所がある。
  公園全部が園舎で、それが世代を超えて引き継がれている。

★保育者の方の対応の仕方に、安定感がある
  長年やっていらっしゃるから、待てる。 
  待つ、見守るって経験が助けてくれることも大きいのかなと感じた。    


お忙しいワークショップの初日にお邪魔させていただきました。
ありがとうございました!!

■ こどもの広場 もみの木 ■
http://mominokien.org/home.html

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