2015/3/3 京都の森のようちえん、どろんこ園さん
今日は、京都の森のようちえん、どろんこ園さんを
見学させていただきました。
今までみたなかで、
もっとも森のようちえんらしい
保育だった気がします。
むしろ山のようちえん?
ワイルドでした。
◼︎保育の方針◼︎
★手を出さない、口をださない、
★見守る、待つ。
★森に入ったら、保育者も楽しむ。
★木の様子、崖のようすなど
自然をしっかりみて
保育者も自ら遊ぶ環境を作り出す。
(私からしたら、ほんまに結構な崖も、
八瀬の山に比べたら、まだまだぬるいらしい。
ここやとゆるい坂しかないと、
しきりに言わはる子どもらと保育者さんが印象的でした!)
◼︎保育の内容、活動のようす◼︎
★朝の会
今日の参加は6人。曜日によってはもっといて、来年は倍増だそう。
みんなで手をつないで歌ってはじまり。
自己紹介をすると、
「かなえせんせい?
かなえるせんせいー?
なんでも、かなえてくれるん?」
などというちょっと嬉しい
イジリからはじまります。
なんか懐かしい関西風、なんか家庭的な感じです。
★今日の活動場所は、宝ヶ池の山でした。
公園を歩くのかな?と思いきや、
いきなり崖を登り出し、
山道にはいっていきます。
子どもらも慣れた様子。
年少さんは、まだ
うんしょーというかんじだけど、
崖のぼれないときには、
がんばるために、
大事な木も、一回おいた。
そして特に頑張った感もなく
また持って登ってく。
日常感がありました。
★山だから見れるもの
ねずみかリス?が齧った跡がある
まつぼっくり
星のコケ
泥のケーキ屋さんがくれた、ケーキ。
結構ほんまにガトーショコラっぽい
★関西風
どろんこのところで、
またおみせやさーんとはじめると、
別の子の声かけが、
たこやきの材料ぉー?
ああ、関西や!と懐かしくなった。
★木さんは皮を剥かれると…?
歩いていると、
側の木が、皮がずるむけ。
立ち止まり、
木さんがよわってっちゃうねー、
誰だろうね?
しかさん!しかさん!
木さん痛いねー。いたいねー。
という話をした。
そして歩き出す。
休憩のとき、子どもらは木を木でカリカリ削ったりする。
すかさず、この木さん生きてる?
生きてる木さんは痛いねー。と。
鹿さんとつなげることで、
言葉がけを効果的に。
なるほどー。
昨日も同じことをしていて、
鹿さんの話は、
この行動に対する問いかけの
伏線だったよう。
★2時間弱歩いて、広場到着。
まずはナイフでの工作。
みんな立派に使える。
えんぴつを削り出していた。
お昼は各自のおにぎりとお味噌汁を食べる。年中さんが配膳する。
自家製味噌で、豆がのこってて美味しい。
一息ついたら、
どろんこ遊び、崖滑り、木登り、おうち遊び。
最後に、ひなまつり会。
おやつの時間に、
みんなで本を読んでもらって、
オカリナの前奏で歌を歌い、
お団子を食べる。
飾りの木のお雛様は
みんなで準備したらしい。
写真の下の方、よーくみると…
ご馳走さまをしたら、山を降りる。
まだまだ、駆け抜けていく。
元気いっぱい!岩も登っちゃう。
★終わりの会
山道を下りきったところで、
また円になり、
今日楽しかったことを話して、
明日のねじねじパンの準備を伝えて、
歌を歌って、おしまい。
◼︎ 見学を振り返って ◼︎
★人数が少ない分、家庭的で、大家族みたいであったかい雰囲気でした。
★ちゃんと目が行き届けば、
結構チャレンジできるんだなあ、と
思いました。
ワイルドさが、とっても良かったです。
ナイフも、いいなあ。
★こどもらも、みんな素晴らしい体力。
そして懐こくて、気がつく、優しい子でした。
きっとそう育ててもらってるんだね。
★園舎はちょっと離れた場所にあり、春から活動場所を移動されるそう。園舎の方はより里山感がありそうで、憧れます。
まいこ先生、ゆうこ先生、
ありがとうございました。
◼︎ おまけ ◼︎
実はほんとは昨日お尋ねの予定だったんです…!行き違いなどがあり、とうとう出会えずにうろついたとき、公園内でみかけた馬酔木。
でも、今日になったからこそ、ひなまつりも参加させていただけたし、
雨ももったし、すべてよしー!
★ 森のようちえん どろんこ園 さん ★
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